宇宙最大のブラックホールに、人々の闇の心があつまって生まれた
ラーメンの怪人が、地球にやってくる夢を見ました。
ラーメンの怪人は、あまねく存在する麺類のなかで一番おいしいのはラーメンだと
証明するために、「麺狩り」をしに地球へやってきた怪人。
もしも一番おいしいと証明できなかった暁には、彼は爆発してしまうということで、
ぼくは何故かその麺狩りに同行することになってしまいました。
方々で麺をすすっては、「これなら私(ラーメンの怪人は胴体がラーメンのどんぶりに
なっていて、中にラーメンが入っている)のほうがうまいな!!」と喜ぶラーメンの怪人。
はじめは喧嘩ばかりだったぼくたちでしたが、一緒に旅をしていくうち次第に
絆が深まっていくのを感じ、やがて、お互い無くてはならない存在になっていきました。
一夜の夢とは思えぬような、すてきな友情を味わったいい夢でした。
ラーメンの怪人は、ぼくがきつねうどんのほうがおいしいと言ったら爆散しました。
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