@TCG
想像より難しくて泣きそう。
天才プログラマの霊とか降ろしてもらいに、恐山まで行こうかとか
本気で悩んだくらいには難しいです。泣きそう。
・1日1カード《キラードレス》(青)(1)/5HP
「アタック」隣接2DMG
「クイックドロー」召喚成功時、デッキから1枚ドローする。
「仰せのままに意のままに」【青】は海や空、それに不思議生物のカードが多い、「神秘」と「謎」の色。
飽くなき探求者の属性である青は、
カードをドローする能力や、回避能力を持つユニットによって
こちらのカードを減らさずに、相手とのカードアドバンテージ(※)差を広げる
ことに優れています。
青のキラードレスは、赤の《
サーカス・ドッグ》、緑の《
ハニカムキャリー》
と並ぶ、全部の色に存在する「(色)(1)で召喚できる、召喚成功時に発動する
効果持ち」の1体。
少し低い「5HP」、攻撃力も平坦な「2」。範囲もただの「隣接」。
効果でドローできる枚数も1枚だけなので、ふつうに使うなら、
カードアドバンテージの面では緑のハニカムキャリーのほうが1枚分優れている
計算になってしまいます。
しかし
サーカスドッグのダメージ効果は、発動しても仕方ない局面だってあるし
キャリーでパレットに乗せたカードは「カラーとして使う」だけのものです。
対してこのキラードレスのドロー効果は「デッキから1枚手札に加える」、
そう、この効果で、手札にどんなカードが加わるかは未知数。
たとえばソニックが来れば相手ユニットにダメージを与えられるし、
バトラーが来れば即座に召喚して戦線の補強だってできます。
勿論、引いたカードをそのままパレットに乗せてもいいわけで、
他の2体に比べ「できる(でき得る)ことが圧倒的に多い」のです。
特定のキーカードがあって、それをなるべく早く引きたいデッキなんかでも
特に役に立ちますね。うまいことコスト軽減して出せると吉。
効果で引いても何のカードが来るか分からない、という欠点こそありますが、
仮に目当てのカードが引けなくても、それでもデッキの枚数は1枚減るわけですから
「次にその目当てのカードをドローできる確率」はちょっとあがることでしょう。
秘めた可能性は無限大、使って分かる強さというやつです。
ちなみに、この絵、腰から下の部分にとても苦労して、無駄に時間がかかったのですが
カードにしたらまさかの全カット。
いや、正方形にするっていうのは、分かってたんだけどね……
悔しいので全身絵も一緒にアップしてみたり。
あとで見たら枕に顔をうずめたくなる出来なのは分かっていますが、きっとそれさえ
糧となるのです。
というか、カード絵にしたほうもなんか色がキツすぎたりエフェクトがおかしかったり
してイマイチだしで、正直もうこれ腰下どうの以前の話なんですが。
ハイライト入れたりもできてないし、もうちょい描きこめばよかったなあです。
※
カードアドバンテージとは、互いのプレイヤーが、場と手札に存在する
「自分のカード」の枚数をそれぞれかぞえた時の「枚数の差」。
たとえば単純に、場は何もナシ、相手が手札ゼロ枚、自分が手札5枚だったら、
自分のほうが圧倒的に、そのとき「できること」が多いわけです。
戦いにおいて、相手よりもできることが多いということは、それだけ有利ということ。
これを、5枚分のカードアドバンテージを得ていると表現しています。
ちなみに
このアドバンテージの概念は、なにも青のカードを使うときに限った話ではなく
どんなカードゲームをする場合でも、たいていついてまわるものです。
こちらが手札を3枚使って出したユニットを、相手がカードを使って破壊したとします。
このとき相手が、そのために使用したカードの枚数が
・4枚だったとしたら、それは「こちらの手札3枚をつかって、相手のカードを
4枚消耗させた」ということになり、1枚のアドバンテージを得たことになります。
・2枚の消費で破壊されたのだとしたら、逆に「こちらのカード3枚が、相手の
カード2枚によって消費させられた」ことになり、それは1枚のアドバンテージを
失っているということになります。
ぼくは年賀状を10人に出したのに、ぼくへの年賀状は5枚しかなかったとしたら、
それは5枚のカードアドバンテージを失っている、ということになります。[1回]
PR