最近はもっぱらのところWWAを触っていますが、
こっちも作っていないわけじゃないのです
「来年の今頃までには完成させよう」って、去年の今頃には思ってたはずなんだけどなあ……
というわけで久々に
《ぱらいそん》 (黄)(2)/6HP
「たいあたり」:前方のユニット1体に1の物理ダメージを与える。
「夢幻の地平」(1)支払う:任意のパネル1つを「偽りの理想郷」にする。
「夢のおわり」:このカードが場を離れた場合、属性「聖域」を持つ全てのパネルは
「荒地」パネルになる。
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「偽りの理想郷」
パネル-聖域
このパネル上に存在するカードは、魔法ダメージを受けない。
「聖域」属性を持ったパネルはその共通効果として、その上のカードへの
魔法ダメージを無効にすることができます。
つまりそこに立つカードは、その場にいる限り、物理で殴られる以外では、HPが
減らなくなるわけですね。
物理攻撃に強い《りすポン》なんかを乗せると、非常に強固な壁となります。
そしてこの「ぱらいそん」は、コストを支払ってその「聖域」属性のパネルを作りまくる
ことのできるユニット。黄色なので緑との親和性も高く、前述のコンボも狙いやすい
でしょう。
聖域を撒いて、相手からのダメージを軽減しつつのゴリ押しは、攻守ともに優れます。
作った聖域パネルを相手に取られると厄介なので、速攻で勝ちに行くスタイルが
よいでしょうか。
相手に聖域を奪われた場合のために、このカードを軸にしたデッキに限っては
《ソニック》よりも《アイアンブロウ》を優先して採用すべきかもしれません。
弱点としましては、まず、このカード自体は攻撃のためのカードとは言いづらいところ。
使うなら速攻なのですが、「速攻したいデッキ」ではわざわざ出してるヒマがありません。
また、このカードを召喚するからには当然、効果で聖域パネルをつくることが目的に
なってくるわけですが、相手の物理攻撃や直接除去系の効果などによって
聖域の効果を生かす前に除去されてしまっては、まさにコストの“はらいぞん”。
シールド系のマジックなど、相手の攻撃からこのカードを守るための準備が
手札にそろっていない状況では、出してもあまり活躍が見込めないのです。
そもそも聖域を作るのはユニットを守りたいから、なわけですが、だったら
その分シールド多めに積んでおいたほうが割安じゃない?あれ?ということに。
前述の物理耐性ユニットや「聖域陣」スキルと組み合わてたりなど、
コンボとかそういう、明確な目的を持って使っていきたいところです。
このカードがいなくなれば、このカードの効果で作ったもの以外の聖域も全て荒地になります。
変わった使い方としては、そうして相手の聖域を取り除くために使ったりもできます。
相手のデッキが「海」や「森」パネルに依存したものならば、それらを片っ端から
上書きした後で、自身をコストにでもして場から剥がしてしまうというのもありですね。
デッキと環境を非常に選びそうなカードです。
まだ実際にいろんな人のあいだでの対戦環境が存在するわけではないし、
メタゲームなんかも形成されていないのであまり言えないことではありますが、
こう、サイドデッキにちょっと挿す選択肢として面白そうな感じでしょうか。
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