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・ちゃんとルールを説明してないくせにしたり顔で効果の解説なぞしているせいで、
 誰も意味がわからないことでおなじみの1日1カード紹介
マスターとストーンがなくて、かわりに手札をストーン的な物に変換できる、どこにでも召喚していい、
きあいだめと盾のかわり遊戯王のトラップカードみたいなのがあるカードヒーロー
の、バランスがちゃんとしてない版 みたいなゲームだよ!11



《機械の国(オート・マティカ)の斥候》4HP/(黄)
「フリップ」全方向(周囲8マス)の2体に1DMG
「ブレンド(黄)」(赤)(緑):手札か墓地から、(黄)(黄)扱いでパレットに移動する。

このゲームに登場するカードは、無、赤、緑、青、黄、紫、水 の7種類の属性のうち
いずれかを持っているのですが、とりわけこのなかの「黄」「紫」「水」の3つの混色は
「上級色」と呼ばれるもので、原色よりも強力な属性となっています。

たとえばこのカードを擁する「黄色」は赤と緑の混色ということで、
「ダメージを与える手段に長ける」赤と、「ユニットが強力」な緑の両方の特性を
備えています。


しかし、上級色は、コストにするカラーを確保するのがどれも若干難しめ、という
弱点があるのです。
赤青緑などは、単に手札のカードをパレットに移動するだけでカラーになりましたが、
混色3つには、いつか紹介した紫のカードのように、コストにすることのできないもの
が多く存在します。しかも色の拘束(※1)が強い。
適当に黄色のカードをたくさんデッキに放りこんだところで、まともに
カラーを生み出すことさえ困難で、召喚なんてまずできないでしょう。

幸い、上級色はどの色にも、ブレンド能力を持つカードが存在するので、メインで使うなら
このへんを駆使することを考えながら、ブレンドもとの下級色のカードを中心にして
デッキを構築していきたいところです。

たぶん、元になる下級色2色20~30枚、上級色5~15枚(ブレンド持ち3枚~)、
無色0~5,6枚くらいにするとバランスがいいんじゃないかな、と思いますが、
上級色には派手な能力を持つものも多いので、多少ピーキーな調整で組んだほうが
楽しそうかもしれない。


※1
カードに記されたコスト(使用条件)は、それと同じ色のカラーをパレットから捨てることで
満たされます。
たとえば(赤)(2)と書いてあるカードならば、赤いカラー1つと、
のこりは何色でもいいから2つ、ということ。何色でもいいので条件を満たしやすいです。
対して、(黄)(黄)(黄)なんて書いてあったら、それは、支払うカラーは全部黄色で
なくてはいけないのです。これを、色の拘束が強いと表現しています。
前者の(赤)(2)と、支払う数自体は同じなのですが、後者のほうが条件を満たしにくい
というわけです。

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