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・1日1カード

こないだので、赤緑青の基本色3つから2枚ずつ、というのがすんだので
きょうからは黄色とかしようかなと思ったのですが、
時期を逃すともう紹介できなくなりそうな気がしたので、先にこっちを。



《アイアンブロウ》/(1)
マジック

上下のパネル上に存在するユニット1体を選択し、3の物理ダメージを与える。
「Brooookenッ!」


どうみても《ソニック》の下位互換なこのカード。
範囲がソニックよりも限定されている上、与えるダメージの属性もただの「物理」。
あなたが作るのが赤のデッキならば、まず入れることはないでしょう。



もう1枚。


《デ・ク》コストなし/2HP
「デクパンチ」隣接2DMG
ガラスの古代人形。少しの衝撃でも、簡単に壊れてしまう。


ノーコストで出せるユニットなのですが、
これもやっぱり《バトラー》《ぱっさらん》《グラスホッパー》など、有色のやつには
遠く及ばないしょっぱい性能。特にHPが2というのは、並みのユニットに1回殴られると
それでおしまいという脅威の低さです。

じゃあ、なんでこんなカードが存在しているのかといえば、なにも枚数を水増ししよう
とか、そういうわけでは全くなくて……。



【無色】は、その名の通り、「どの色でもない」カード。
よって、有色のカード群とはちがい、秀でたところや、これといった特徴が存在しません。
もっと端的に言ってしまうのならば、弱いカードたちです。
上記の2枚のように、既存の有色カードに似た内容のものも存在はしますが、
元になっているカードと比べると、性能がだいぶ落ちているのです。
赤統一や青統一でデッキが組めるのに対して、無色統一でつくるうまみもあまりありません。

じゃあなんなのか。
まず「無色」のコストは、何色のカラーでも支払うことができます。よって、色拘束()を
気にする必要がありません。
つまり、それが「赤単色」だろうが「青緑混合」だろうが、はたまた「赤緑黄」だろうが
何色のデッキに入れても使うことができるカードたちなのです。
青のデッキを作っていて、ダメージを与える手段が足りないと感じたとして
まだデッキ枚数に余裕があったり、コンセプト的に合致しているのならば
赤のカードを一緒に入れて、ソニックを使うこともできますが
それができないとすれば、そのときがアイアンブロウの出番でしょう。
……デ・ク?ああ、えっと……。

(と、いうかむしろ、バトラーとかのほうが、有色カードなのに色拘束の存在しない時点で
バランスとしてはちょっとおかしいのです。チャットでも以前一人で愚痴ってましたが……
おそらくこのままだとノーコストカードは積めるだけ積んだほうが強い、みたいな
変なゲームになってしまうので、公開にあたり彼らにはなにか強烈なデメリットを
それぞれつけることになると思います。「あなたの他の色のユニットと同時に存在できない」
とか。ので混色デッキのノーコストとして、デクも使い道はあるよ!たぶん。……コザンバー?)




テストプレイした感想だけで、特に確率とかは計算していないのですが、
体感としては、役割をおぎなうために混ぜてデッキ作っても安定するのは「2色まで」
くらい。3色混合とか、上級色を使おうとすると、構築にちょっと工夫が必要になります。
が、やっぱりそれらテクニカルなデッキというのは使ってて楽しいしカッコイイものなので
無色カードを上手に織り交ぜて、すてきなデッキビルドライフを送りたいところです。

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