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寝るまえとかに妄想するじゃないですか。
自分が主人公の激熱厨二ストーリーを毎晩ちょっとずつ進めていくじゃないですか。

ぼくの脳内で昨年末からはじまっていた新シリーズが、このたび感動の最終回を終え、
さきほど完結いたしました。
終盤の怒涛の展開と、次々に回収される伏線。
最初期の何気ないひとつひとつのエピソードがすべてひとつにつながっていくあの、
ぼくの妄想史上屈指の名シナリオはぜひ皆様にも見せてあげたかったなあと思います。
内容については、ちょっとネタバレになるので控えさせていただきますが
いやあ、最後のほうははもう泣きっぱなしでしたよ。ほんとに良い妄想でした。
この作品に出会えたことで、ぼくの人生は大きく変わったと言っても過言でないですね。

三期のヴァンパイア編あたりの時点では、どうするんだよこれ、作者(ぼく)は
WWAのストーリーに手いっぱいでこっちがおざなりになってるんじゃないのかこれ!
という視聴者(ぼく)の声も少なからず存在したのですが、終わってから思えばあそこは
必要不可欠な中だるみでしたよ。あれがあったからこそ最後のぼくの台詞が、
物語の締めとして機能しているわけです。
ただ、まあ、反省点としましては、三か月スパンの全四期で展開しているうちの
「起承転結」の「転」としての展開だったはずが、中だるみになっちゃってるというのは
ぼくの表現力不足だったわけですが。今思えば、もうちょっとドラマチックにできたよなあ。

そしてなんといっても、最後の過去編がほんとに良かった。
悪役にもじつは事情があって諸々~ みたいなのはあんまり好きじゃないぼくですが、
そんな中でもリグレットは、モロにその諸々の事情を抱えているにもかかわらず
しっかり筋の通った、でもつかみどころのない、特有の切なさもしっかり併せ持った
いいポジションでしたよね。
本気の極悪人枠としての、怖かっこよいクローザーがそばにいたのも大きいんだけど。
あ、でも、クローザーが登場したのもよく考えたら三期からですよね。
やっぱ三期も好きだわ。

一番最後の最後に、朝日に照らされて手を差し伸べて、互いに握り交わした場所が、
物語の冒頭で、真夜中に手を叩いて振り払って走り去ったのと同じ場所だったのがもうね、
ありがちだけどまたいいんですよ。毎日アドリブで作ったとは思えないストーリーでした。

あんまり良かったんで、これからも時々番外編とかスピンオフ作品を
脳内で展開していくつもりです。



で、来年のお正月からはまた新シリーズをはじめるのですが、
これもこれでまたかなりの期待作です。
今度は一転、舞台は近未来のSFもの。
いや、前作もある意味での「近未来」に違いはないのですが、
あの舞台設定はどちらかといえば、「過去」をテーマにするために
敢えてそうしてあったものなので、ちょっと違いますよね。
過去編を最後に持ってきて締めるための、敢えての全編未来編というか。
とか言っても見てない方には分からないと思うので、このへんで
新作の話に戻りましょう。

主人公の御狐(ミコ)ちゃんの性格付けがかなり難しかったのですが
どうにかシリーズ開始までには上手い具合にまとまりました。
毎年アドリブで展開をすすめるぼくには珍しく、比較的しっかりとしたプロットが
すでに出来上がっているということで、今後の妄想のスタイルにも
大きく影響を与えていくことになりそうな、注目の一作です。

だいたいいつも深夜0時くらいから、調子の乗っている日は日中にも、
不定期にぼくの脳内で絶賛放送中なのでみんな見てね!!!

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