近所の公民館で、博士がポケモンをくれるということで
出かけ、1時間弱並んで、ぼくはヒトカゲをもらいました。
かわいいヒトカゲの入ったボールを持って、ふと周囲に目をやると
自分のボールを懐に隠しつつ、虎視眈々と周囲をうかがう、
そこには同じようにポケモンをもらった人たちが。
そう、ぼくの住んでいる市には野生のポケモンなんておらず、
ポケモントレーナーは今ここでポケモンをもらったぼくたちだけ。
レベルを上げるには、今ここにいる連中と戦って勝つしかないのです。
小さな館内で、炎、水、草の三すくみのうち、どれかを手にした人々。
勝てばレベルが上がって強くなり、次の勝負で勝ちやすくなるけれど、
負けるとおこづかいを半額、失ってしまいます。
ぼくたちが知らず知らずのうちに片足を突っ込んでいた、恐怖のギャンブル。
チーム・同盟を組む者や、ポケモンの譲渡・交換、売買をも行う者。
飛び交う火の粉、泡、蔓の鞭。現れる育て屋じいさん……
という夢を見ました。
※漫画を掲載していましたが、削除しました[0回]
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