風邪だかなんだか分からないのですが
朝からのどがすっごく痛くって、声が出ません。
起きた時は、首から上が無くなったのかと思いましたが
ちょっとしたら咳とかくしゃみが止まらなくなりましたし
鏡を見れば顔もあるし、というかそもそも鏡を見られるわけで
ぼくにはまだ頭がついてるんだ、と安心しました。
んで、それはそうと、具合が悪いときって不可解な夢とか
よく見るじゃないですか。例に漏れずぼくもさっきおかしな
夢を見まして、今日はそのことを忘れないうちに書き留めて
おこうと思うのです。
[0回]
~~~~~ここからゆめのおはなし~~~~~
まず、天気は良く晴れていて、海みたいな空でした。そこに、
自転車が山のように積み重なっていて、というか、
自転車が積み重なってできた「山」がありまして。
草とか木も普通に生えていて、ぱっと見ただけでは
分からないのですが、その実、自転車100%の山でした。
ぼくはその山のほとんど頂上に近いあたりで、友人と
一緒に座って景色を見ていたから分かったのですけれど、
その自転車山の周りにも、色んな山がありました。
ザリガニでできた山とか、パンでできた山とか。
山から見下ろしたあたりに、川があって、その河原には
薄い青緑の網のゴミ箱がおいてありまして。
ぼく達が座っていたちょうど真後ろのあたりで、
宴会のようなものが行われていたのですが、
そこから時々、ジュースとかお酒の缶が投げられて、
ゴミ箱のフチに当たって跳ね返っていました。
環境汚染云々みたいなリアルな思考は、その夢には
存在しなかったみたいでした。
ふと気がつくとぼくは、両手でかかえるほど大きな
鏡でできた月を持っていました。満月でした。
覗き込んでもそこには、ぼくも、後ろの宴会も無く、
自転車の山の頂上だけが映っていました。
ぼくが珍しいものを持ってることに気づいて、友人も
一緒に覗き込んでいたのですが(やっぱり映りませんでしたが)
ちょっとするとその友人、
「努力も発見も発明も汚れていってる」みたいな
ことを呟いて、足元に落ちてたオレンジジュースの空き缶を
河原のゴミ箱に投げました。缶は川に落ちました。
「今のだけは入れたかった!」
と突然叫んで、友人、ゴミ箱のほうへ半分落ちる感じで駆け下りて
いくので、ぼくも後を追いかけました。その際、邪魔だったので
鏡の月をその辺に放ったところ、ものすごく跳ねながら
どこかへ行ってしまいました。
河原に着くと、友人はゴミ箱を覗き込み、入ろうとするので
止めようとしたのですが、覗くとそのゴミ箱の中から
ずーっと地下に階段が続いていました。興味が湧き、
一緒に中の階段を降りていきました。そこには大きな馬がいて、
おじいさんが世話をしていました。話をすると、
「この奥にはこれから子供を産む馬がたくさんいるから、
自分の代わりにそれを見張って、何かあったら呼んで欲しい」
みたいなことを言われました。
うさぎのケージが棚にたくさん並んでいて、中には1頭ずつ
小型犬サイズの仔馬がいました。見張るっていっても、
何をしてればいいんだろう、なんて考えていると、
仔馬が次々と、卵を産みはじめました。そしてどの卵からも、
すぐにねずみぐらいの大きさの赤い馬が出てきました。
ああ、たぶん、これを見ていればいいんだな、と
ぼんやり考えながら、何の疑問も抱かずに突っ立っていました。
しばらくすると、奥の部屋から友人の悲鳴が聞こえました。
おじいさんがあわてた感じで向かっていったので、ぼくも
ついて行ったところ、友人、座り込んで、1つのケージを
指差していました。中に仔馬はおらず卵があるだけで、
仔馬が逃げ出した、とかなのかな なんて思ってると
卵が割れました。中から出てきたのは馬ではなくて、
血まみれの、鋭い爪をもった狼か何かの前足でした。
それを見たおじいさん、真っ青な顔でどこかへ走って
行ったので、ぼく達も後を追おうと思ったのですけれど、
「あれ、馬って卵から生まれるんだっけ?」なんて
気がついてしまったがために、ぼくはここで目が覚めたのです。
そして、起きたら声が出ず、咳が出て、熱がありまして。
文章として意味の分からない部分も多々ありましたし、
表現もなんだかおかしかったですが全部夢のまんまです。
言葉では表しきれない感じの夢だったんですが・・・
病気だから、変な夢を見たんですよね?
・・・その逆だったら怖すぎです。
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