電池で動く、うさぎのロボットを飼う夢を見ましたよ。
人格を持ってて、自由に動き回るすてきなふわふわのロボット。
背中をかぱっと開けると単三電池の2本入るスペースがあって、
そこに、「人格電池」と「本能電池」をそれぞれ1本ずつ入れることで稼動するんです。
電池は、そもそも電源が入っている時点で少しずつ均等に消耗していくのですが、
たとえばこう、本能の赴くままに行動させると、本能電池が余計に減って、
逆に欲求を押さえ込んだり、欲望をがまんさせたりすると
人格電池がどんどん消耗してゆきます。
電池残量のバランスが、そのまま彼女の本能と理性のバランスとなるので、
バランスよく世話をしてあげないと、大変なことになってしまうのです。
朝「いってらっしゃい★」と元気に見送ってくれたうさロボが、
ぼくが帰ってくるまでずっと寂しいのを我慢していたのか、
人格電池が完全に切れて獣と化してしまっていました。
替わりの電池を入れてあげようにも、部屋中暴れて手がつけられません。
本能電池が切れて眠ってしまうのを待ってから、抱き上げて
背中のカバーを外したあたりで目がさめました。
電池のバランスがとれているときはもちろん、
ただの凶暴なうさぎな時も、凄まじく可愛かったのですけれど
これってどこで売っているのですか。
[3回]
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