ちょっと余所見をしてる間に3月6日です。
こんばんはです。
今日はちょっと、超真面目な話をしようと思います。
・・・しようと思ったのですが、超真面目な まで
打ったあたりで真面目な話をする気がうせました。
たぶん、今読んでいるアナタも「超真面目な話」って
書いてあった時点で、「あ、今日はまたこの人何かアホなこと
書くんだろうな」って思ったことでしょう。
真面目な日記のつもりだったのですが、
今日はなわとびとかえるの話を書きます。
かえるは跳ねますね。
なわとびは跳ぶものですね。
この2つに、常日頃から共通点を見出して
彼らを組み合わせてみたいと考えていた人は
多いと思います。なんていうか、
凸って漢字と凹って漢字って、ピッタリはまるんじゃね?
っていう感覚に似ていますよね。
他に、跳ねるどうぶつには
うさぎとばねもいますが、今回はかえるで。
ところで部屋のカレンダーがまだ2月です。
いや、突然話がそれましたごめんなさい。
今めくりました。
じらしましたが、今日は「かえるがなわとびをするところを
みんなで想像してニヤニヤしよう」という日記です。
超真面目な話です。
まず、かえるはなわとびをもてませんので
ぼくが代わりに持ちます。で、かえると向かい合います。
そしてかえるに、「今から跳ぶからね」と確認。
かえる頷きます。
「せーの」ではじめます。かえるがピョンと跳んだら
スパァァーンとなわとびをふりおろします。
しかしかえるはピョンしているのでスパァァーンには
当たらない。これがなわとびの真理です。
そして自分もスパァァーンと跳ねることで
かえるとの2人なわとびがここに完成するのです。
ここまで書いて、かえるよかうさぎとのほうが
一緒になわとびしたかったなあ とか思いましたが
もう遅いです。スパーンスパーンピョンピョンと
1度始まってしまったなわとびは、そう簡単に
終わらないのです。
なわとびが終わるのは、ぼくとかえるのどちらかが
縄に当たってしまったときだけ。言い忘れていましたが
このなわとびの縄部分には超高圧電流が流れていますので
当たったら死んでしまいます。ここではなわとびとして、
今ぼくが作っているゲームに登場する、電撃の鞭という
電気属性の武器を使用しています。
いよいよ収拾がつかなくなってきました。
なんでしょうこの日記は。
スパンスパンでピョンピョンピョンと、なわとびは続きます。
縄をまわすぼくの手に感覚は無くなっていきます。
跳び続ける足も、段々と自分のものではないような錯覚に
陥っていきます。跳ぶことにかけては誰にも負けない、
3段とびで2メートル、明日はもっととぶかえるも、
さすがにそろそろバテてきているのが見て取れます。
かえるもさすがにピョンと言うのに疲れてきたのか、
いつしか無言になっています。
まわすのを段々ゆっくりにすれば良いんじゃないか
なんて思った方もいるかもしれません。しかし、
電撃の鞭は命中率100%の武器なのです。つまり、
振ってしまうと誰かに当たるまで止まらないのです。
あやとびやつばめがえしも織り交ぜながら、なわとびは続きます。
いよいよ収拾がつかなくなってきました。
なんでしょうこの日記は。しかしなわとびは続きます。
ふいに、ぼくとかえるは駆け足とびをはじめます。
どちらかが言い出したわけでもありませんし、何らかの
合図をしたわけでもありません。そもそも、最早そんな
ことをできるだけの余裕など、ぼくにもかえるにもありません。
しかし、ぼくたちは駆け足とびをはじめたのです。
そして少しずつ、群集を掻き分け、どこかへ向かいます。
「電流ぐらいたいしたこたあねえよ」なんて
せせら笑っていた野次馬が、ぼくたちが近づいたとたん
顔色を変えて飛びのきますが、それを笑い返すだけの気力など、
ぼくたちにはありません。
ぼくとかえるはただ黙々と、駆け足とびで十の野を越えます。
百の山を越えます。千の谷を越えます。
そして万の国境を越えたとき、ふいに駆け足とびは終わるのです。
目の前には、夕日の浮かぶオレンジ色の海。
ぼくとかえるは、手足を休めることは無いながらも、
思わずその美しい光景に目を奪われます。
ふとかえるのほうに目をやると、その体は綺麗に光り、
輝いています。・・・夕日が反射して?
いや、それ以上に。
光はどんどん強くなり、綺麗な夕日も霞みます。
ぼくにはそのまぶしさで、何も見えなくなります。
辺りの景色は掻き消えます。
そして、光が収まり、少しずつ目が見えるようになった頃、
テッテレテッテー という音とともに、
なんとかえるは人間の姿になるのです。
ピョンピョンとぶ苦痛に顔を歪めながらも、
「ありがとうございます。私は魔女に、呪いで
かえるに変えられていた鍛冶屋です。その呪いは
“なわとびを超いっぱいしないと解けない”というもの
だったのですが、あなたのおかげで助かりました。
お礼に最強のツルギを打ってさしあげましょう」
息も絶え絶えに、そう言います。
直後、ぼくの背中に矢が突き刺さります。伏兵です!
矢になわとびが引っかかり、ぼくに電撃が走ります。
跳びながら聖剣を打っていたかえるの鍛冶屋は、
なわとびの終わりに気づくと跳ぶのをやめます。
そして、打ち終わった聖剣キャリバーンを
ぼくにくれようとした時、やっと、返事をしないぼくに
気がつき、これまでの旅を思い返し、涙するのです。
ぼくが手にするはずだった、主を失った聖剣を、
悲しみのあまり鍛冶屋は振り回して投げました。
聖剣は十の野を越え、百の山を越え、千の谷を越え、
万の国境を越えたあたりで成層圏を突破し、
億の星、兆の銀河を越え、とある星のとある泉に
落ちるのです。
以上が、ぼくの前世です。
んで生まれ変わって来たこの星で、
あらためてキャリバーンをもらおうと思ったらです
なんかアーサーとかいう人が持ってったとか
文献に載ってて超がっかりしました。
しかも1回折れて、さらに強くかっこよいツルギに
打ち直してもらったそうじゃないですか。
打ち直したそのツルギ、EX・キャリバーン ということで
エクスカリバーというそうではないですか。
それぼくのです。
★W!e!b!拍!手!のお返事
>
頼れる宝石少年 ボョョヨョ いや、人を名前で判断するのはよくないですが、
頼りなさそうですね。
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